突然の転勤でマンションの運用に困った時の対処法
突然の転勤でマンションの運用に困った時の対処法

人事異動で不安視されること~購入したマンションの運用方法~

突然の人事異動!?そこで考えられる懸念点とは

会議

会社側の意向によって人事異動が決まった場合、多くの人は今後の生活に不安を抱くものでしょう。事態にうまく対処するには、現在置かれている状況を冷静に把握することが一番。人事異動で多くの人が懸念するのはどのような点でしょうか?

人事異動が不安視される要因とは

業務の変更
長年1つの業務に携われば、仕事をこなすことに対する自信とやりがいも自然と身につくもの。しかし、人事異動の一言で、この長年培ってきたキャリアをすべて失うというのは、誰しも受け入れがたいことでしょう。会社側からすれば、信頼できる人物に新しい業務を任せたいと考えているかもしれませんが、いい渡された側からすれば、突然左遷を命じられたような屈辱感を覚え、到底納得できない話となるのです。
モチベーションの低下
ずっと一生懸命取り組んでいた仕事を外されることで、モチベーションの低下が現れることがあります。また、新しく取り組む業務で責務が増え、強いプレッシャーを感じるという人も多いでしょう。一昔前でいえば、責務の大きな業務を任されるということはキャリアアップのために必ず通る道でした。しかし最近では、出世をして偉くなるというよりも現在の安定した生活を続けたいとする人の割合が増えているのです。余計なプレッシャーが掛かる仕事を押し付けられたと感じ、モチベーションが大きく下がる人は少なくありません。

特に多いのが転勤への不安

人事異動を命じられた場合、別の地域の支社で働くようにいい渡されることがあります。しかし、今まで住み慣れてきた土地を離れ、生活拠点がまったく面識のない土地に変わった場合、誰でも大きな不安を覚えるものでしょう。慣れない土地に住むことのストレスもさることながら、奥さんや子供と離れ離れになってしまうことは大きな悩みとなります。

転勤が決まった人がもっとも困ったこと

苦労して購入したマンションを手放す結果となりました(40代/男性)

ウチには小学6年生になる自慢の一人息子がいます。この子のためにと2年前、思い切って中古マンションを購入したのですが、最近になって転勤が決まってしまい、どうするべきか悩んでいました。マンションのローンも残っていたので、私は単身赴任することを決めていました。しかし妻に「いつ帰ってくるかもわからないのだから、家族で引っ越しをするべき」と説得され、妻の意向に従いマンション売却に踏み切りました。家族と一緒なので後悔はありませんが、やはり現在も残るマンションのローンが悩みですね。

転勤はマンションを所有している人にとっては大きな問題

マンションを購入した人にとって、大きな問題となるのが転勤です。マンションは家賃収入によって継続的な利益が得られるため、大事な資産として売却することは考えられないという人も多いでしょう。しかし、マンション経営では毎月の家賃収入がすべて利益になるとは限りません。管理費や修繕積立金、固定資産税の支払いまで行なうので、経営が赤字のマンションオーナーも多くいます。また、マンション売却を避けるために単身赴任を決めた場合、自分と家族の分の生活費も2倍となり、家計に大きな負担がのしかかるのです。

転勤族の夫を持つ妻の本音とは

子供のためにも資産は残しておきたいです(30代/女性)

我が家では夫が単身赴任に出ており、家では普段私と子供の2人暮らしです。任期も10年と非常に長く、家族離れ離れで暮らすよりも一緒に暮らしたいといつも思っていました。しかし、資産として購入したマンションを売却することはどうしても避けたかったのです。家賃収入などの利益を手放せないということもありましたが、一番大きかったのが子供にマンションを継がせたかったからです。購入したマンションは立地もよく、古いマンションでしたが資産価値はまだまだ高額。子供にはつらい思いをさせていると思いますが、先行きの見えない社会の現状を見ると、やはり資産だけは子供に残すべきだと思います。

所有しているマンションはどうすればいい?【売却VS賃貸】

模型

転勤が決まった場合、マンションを購入したばかりの人ですと、物件の処遇が悩みどころとなります。自分たちが住んでいた部屋も人に貸して利益を得るか、それともマンション売却に踏み切るべきなのか、メリットのある方法を選択したいものです。

マンション売却のメリット・デメリット

メリット

マンション売却のメリットは、売却代金を得られることと、資産価値の下落の回避、さらに維持管理費の支払いがなくなることの3つです。マンションに限らず不動産物件は古くなればなるほど価値が下がるため、通常であれば売価で購入費用より高くなることはありません。しかし、何らかの理由で地価が高騰すれば、物件が高額な価格で売れることがあります。譲渡所得税などの費用を差し引いても、利益が得られることがあるでしょう。また、マンションの資産価値が下がる前にマンションを売ることで、利益が得られることもあるでしょう。マンションは古くなれば価値が下がり、入居者の数も次第に減ってきてしまいます。入居者の数を増やすには家賃を安くするなどの対策が必要ですが、家賃を下げれば物件の維持・管理費の負担が大きくなります。マンションの経年劣化が起これば維持費や管理費も高くなります。そのため、将来的に経営状態がマイナスになると見込める場合、価値があるうちにマンション売却に踏み切ることも大事なのです。

デメリット

マンション売却のデメリットは、引っ越し先を探さなければならないことと、マンション残債の負担の2つです。今まで経営していたマンションに住んでいたという人であれば、売却後は新しい住居を探して移り住む必要があります。買い手が決まったとしても、引き渡し日までは住むことができるので、急いで引っ越しをする必要はありません。しかし、マンション売却での手続きをしながら新しく住む場所を探すことになるので、実生活に影響が及ぼされるほど忙しくなります。また、マンションを売却した場合、マンション購入時のローンの支払いも問題となります。マンションを所有していた場合なら家賃収入から少しずつ返済できますが、売却後は収入も減ってしまうので支払いが難しくなる場合があります。マンション売却後、賃貸物件に住むとなると、残債の支払いと家賃支払いの2つの負担が家計に与えられるため、大きな問題となるでしょう。

マンション売却の詳しい情報はこちら

マンション賃貸のメリット・デメリット

メリット

笑顔の女性

マンション賃貸のメリットは、家賃収入によってローンの支払いができることと、住宅ローン控除の制度が利用できることが挙げられます。マンション購入は、多くの場合高額なローンを組んで行ないます。毎月のローンの支払いも高額なものとなりますが、家賃収入によって支払いの費用を賄えるので、負担なくローンの支払いを行なうことができるでしょう。また、マンション購入でも、住宅ローン控除の制度を利用することができます。住宅ローン控除を受けることができれば、所得税を減額することができるため、物件を所持することで節税効果が得られるでしょう。その他、物件を所有することで不動産担保ローンなどの高額融資が受けやすくなるなどのメリットも得られます。

デメリット

賃貸物件を運営する場合、デメリットとなるのが空室リスクとリフォーム費用です。マンションは立地条件がよい物件でなければ、すべての部屋を埋めることは難しいものです。空室が現れると、その分家賃収入が減ってしまい、ローンの支払いが苦しくなるでしょう。また、マンション経営では維持・管理費の支払いなどの費用も毎月支払うので、空室があるとその分オーナーの負担が大きくなるのです。物件の維持管理の問題でもっとも懸念されるのが、リフォーム費用です。古くなった物件は空室も増え、保安上のリスクもあるため、リフォームを行なう必要があります。戸建て物件ですら高額な費用が必要となるリフォームなので、マンションとなると莫大な費用を支払わなければなりません。

マンション賃貸の詳しい情報はこちら

不動産の条件によって適した対処法は異なります

所有している不動産の立地がよい場合、空室のリスクが少ないので売却することはもったいないと考えられます。逆に立地が悪く、借り手がなかなか見つからない場合は、マンション経営による赤字を増やさないためにも早めに売却をする必要があるでしょう。このように不動産を売却するか、賃貸物件として利用し続けるかは物件の条件によって異なります。自分でどちらがよいかを調べて判断するほか、専門家に相談して冷静に決断することも重要となるのです。

転勤者を対象とした賃貸システムもあることを知っておきましょう

分譲マンションを購入したという人であれば、自分たちが住んでいた部屋を他の人に貸して、利益を得るという方法もあります。いわゆる「リロケーション」と呼ばれる賃貸形態の一つであり、住んでいない部屋を第三者に貸し出すことで、賃貸による利益を得ることができるのです。転勤をしている間、使わない部屋を有効利用して家賃収入を得られるので、購入時のローンの負担や転勤先での生活費の負担を軽減できるでしょう。

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